ごみ拾いを効率的に楽しく活用する"IT技術"とは?!
こんにちは。Itoop(アイティープ)の阿部です。
5月3日は憲法記念日ですが、「ご(5)み(3)」と読む語呂合わせから、ごみの日とも言われています。
各所でごみ拾いのイベントが開催されたり、近年ではSDGsにつながる取り組みの1つとして定期的に地域のごみ拾いやビーチクリーンを行っている企業や団体も増えています。
ごみ拾いは、環境保護や持続可能な未来のために大切な活動ですが、この活動には課題もあります。
ごみの日にちなんで、IT技術がどのように役立てるのか、実際に役立っているものについても調べてみました。
ごみ拾い(回収)に対するITのアプローチとは
IT技術を活用したごみ拾い(回収)に取り組むことができ、いくつかの視点からアプローチがあります。
●リサイクルや廃棄物管理の効率化
●スマートなごみ収集システムの導入
●持続的な活動につなげるためのIT技術
これらの取り組みが、地球環境や地域の活性化にもつながっています。実際にITを活用したごみ拾いや、ITによって役立っている点をみつけました。
路上のごみをITで見える化する
引用元:https://www.resortech.okinawa/news/case-study/machiclean/
企業の廃棄物はきちんと処理されていることがほとんどですが、生活ごみはポイ捨てされてしまうという現実があります。
そこで、どんな場所にどれだけごみがあるのかを可視化することが、ごみ削減のつながるのではないかと考えた企業もあります。
株式会社ピリカでは、科学技術で環境問題解決を目指すスタートアップ、スマホで撮影した動画データをAI分析をし、ごみの位置や数量をマップ上で可視化するごみ分布調査サービスを開発し、運用も開始しています。
このように、ごみの位置、追跡するためのテクノロジーがあることや、GPSやセンサーを利用して、どこにどれだけのゴミがあるかをリアルタイムで把握することでごみの最適な回収ルートを計画したり、効率的にごみを拾うこともできます。
ITをフル活用した活動が、一人一人の環境に対する意識の向上にもつながります。
ITの活用でごみ拾いを遊びに変える
引用元:https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20220405_01
LINE APIを活用し、地図上に拾ったごみや場所が表すことができるアプリがあります。
ごみを、いつ、どこで、どのような種類の物を拾ったのかを、LINEでボタンを押しながら投稿するとデータが地図上に積みあがっていくアプリです。
引用元:https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20220405_01
画像を撮って投稿することも可能なので、小学生や先生がごみ拾い活動で活用していることもあるようです。
さらに、ごみを拾った場所をLINEのボタンで送信した後に、「地図確認」ボタンを押すと、拾った場所の約4000年前の古地図にみるみる変化していくという、遊び心のあるアプリになっています。
ごみ拾いのスタート、途中経過、最終ゴールまでの拾ったごみを可視化することで、ただ拾って終わりではなく、楽しみながらゲーム感覚で行なえることも、継続した活動にも繋がります。
まとめ
環境問題、SDGsに関して幼稚園から取り組んでいるような子どもたちや、関心が高い企業が増えています。
ITを活用した開発を行なっている企業と、実際に活用する人が増えていくこと。
持続的に活動できること、その理由として楽しみながら取り組むことができることが大切だときづかされました。
そして、ITを活用したごみ拾いで、コミュニケーションツールとしても活かしてみてはどうでしょうか。
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【株式会社ゆいまーるについて】
▼HP
http://yuima-ru-tokyo.com/
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、ヴィーガンコンサルティング、JUNGLE BREWERY(クラフトビール事業)、講演、営業代行などに取り組んでいます。
代表・島袋 尚美(しまぶくろ なおみ)
経歴:筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
入社2年目でIBMに転職、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。