【キャリアアップ】IT人材の採用で重視するポイントは?
こんにちは。Itoop(アイティープ)の橋本です。
今回は、IT人材の採用というテーマについて解説していきたいと思います。
IT企業においては、新卒中途問わず、求職者からの応募が増え続けているとも言われており、今とても新卒・中途ともに注目度の高い業界となっています。
そんなIT業界での採用に関して重視されるポイントに関して、この記事ではまとめて行きたいと思います。
1. AIの進展による人材のスキルアップ
まず、IT業界はまさにAIがテーマになってきており、AIの活用があらゆる企業でさけばれる中、AIを用いて自動化していくという観点で、人材の採用が決められています。
いまや、AIはIT業界全体に大きな変革をもたらしています。企業は採用プロセスでAIを活用し、候補者のスクリーニングやインタビューのスケジューリング、オンボーディングプロセスの一部を自動化しています 。特に生成型AIの普及により、AIトレーニングの需要が増加しており、企業は従業員のスキルアップに注力しています 。
人材の採用に当たっても、 AIの進展に対応できる人材なのか、ということが見られるようになってきています。
2.ジョブ型・スキルベースでの採用
最近、IT企業に限らず、人材業界で注目されているのが、ジョブ型雇用です。
少し前までは、メンバーシップ型雇用が主にありましたが、現在は、ジョブ型雇用を選択する企業が増えていますね。
ジョブ型雇用は、職務に求められるスキルや経験を持つ人材を採用する雇用方法で、メンバーシップ型雇用は、職務を限定せずに新人を一括採用する長期雇用の方法です。これまでは、年功序列や、企業に新卒で入社して定年退職まで一社で終えるというキャリアが主でしたが、そのようなキャリアパスが崩れてきたことにより、ジョブ型雇用をとる会社が増えてきています。
IT企業も時代の流れに沿って、従来の職務経験にとらわれず、スキルベースの採用にシフトしています。これにより、より広い人材プールの中から適切な候補者を見つけやすくなっています 。
3.多様性とインクルージョン
今、あらゆる企業で多様性やインクルージョンに関する取り組みが強化されています。
少し前のデータになりますが、一般社団法人情報サービス産業協会によるIT企業335社を対象にした「2018年版情報サービス産業基本統計調査」をみると、ITエンジニアに占める女性の割合は19.3%。 2割にも至らない結果となりました。また、 管理職に占める女性の割合となると、わずか5.6%という結果になりました。
このように、管理職への昇進時における性別などの格差が依然として課題となっており、これを是正するための具体的なアクションが求められています 。 企業が競争力を増していくためにも、多様性をもって採用を進めていくことが各IT企業の採用のポイントにもなってきています。
以上の3点が、IT企業での人材採用のポイントですが、いかがでしたでしょうか。
ぜひ、IT企業における今後の転職やキャリアアップについて考えるきっかけにしていただければと思います。
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【株式会社ゆいまーるについて】
▼HP
http://yuima-ru-tokyo.com/
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、ヴィーガンコンサルティング、JUNGLE BREWERY(クラフトビール事業)、講演、営業代行などに取り組んでいます。
代表・島袋 尚美(しまぶくろ なおみ)
経歴:筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
入社2年目でIBMに転職、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。