【IT情報】NFTと、日本人のITリテラシー

こんにちは。
焼き芋を週一で食べている原です。
昨年の冬に焼き芋にはまって以来食べあさっています。何といっても無添加&食物繊維の多さで、万年便秘体質の身体も喜んでいます。
絶賛、食欲の秋です。

今回はNFTについて。

前回ご紹介したWeb3.0もそうですが、この手のテクノロジーの話しは時代遅れかもしれません。
これらは、世界的にみると2年ほど前にブームが去っているものです。

しかし、改めて調べてみると新たに知る情報もあり、面白いなと思ったので今回「NFTって?」というところからご紹介していきます。

NFTとは

NFT(ノンファンジブル・トークン)とは、日本語に訳すと、非代替性トークンと言います。
簡単にいうとデジタル所有物です。(今では、デジタル以外にも活用されているそうです)

家や車は法律で所有権が定められていますが、考えてみればデジタルデータのものには、所有権がありませんでした。
そこに唯一無二の価値を付けるという考えです。

NFTが誕生した背景

車が転売されたときは、その時の所有権が明確です。
しかし、写真を例に考えてみると、例えばあなたが撮った写真を友達に共有したとしましょう。その友達はさらに違う友達に共有していく、といったリレー形式になったら、共有された友達は、この写真は誰が撮ったものなの?といずれはわからなくなってしまうかもしれません。
さらには、途中でこの写真が複製されて1枚、2枚と増えていくことも考えられます。

それが例えば、たわいもない写真ならよいのですが、プロによるカメラマンが撮ったものなら、この写真がいくら多数の人に渡ったところで、このカメラマンの収益になりません。

このように、デジタルのものには所有権が定かではなかったので、頭を悩ませていた人たちがいたというわけです。

NFTはどのような仕組みなのか

前回のWeb3.0でも出てきましたが、NFTでも使われている技術がブロックチェーン技術です。
ブロックチェーン技術による、ユーザー同士がデータを利用・管理する、この技術を最大限生かして、このデジタル物はこの人のものだ、というのをみんなが認識するのです。

そして、ブロックチェーンのもう一つの特徴である、データの改ざんを不可能にする技術も活かされているので、このデジタル物はこの人のものだ、と所有権が決められているこの事実は、誰であっても変えることができません。

当時のNFTの価値と今

このNFTは、今、地球上にある全てのものに既に付いているのではありません。そのデジタルデータにNFTを付けたい人が付けることができますし、もちろん個人がNFTを付けることも可能です。
当時一番話題になったのが、当時のTwitter社のCEOによる、24文字のつぶやきが約3億円で落札されたそうです。

ただ、この落札金額も2年経った今は0.0052%にまで暴落したようで、今NFTの価値の暴落が問題となっています。

著名人を含む多くの投資家がNFTに投資をしたが、当時のTwitter社のCEOによる、24文字のつぶやきのように価格の大暴落があり巨額の含み損を出したとされていて、今後のNFTについて無価値だとの意見もあるそうです。

LINEヤフーの子会社、DOSI

そういった状況下の中でも、今後のグローバル市場を見据えて事業拡大しているところもあります。そしてNFTをもつ事業は国内にも意外にもたくさんありました。その一つが、LINEヤフーの子会社、LINE NEXTがリリースした、「DOSI(ドシ)」というNFTプラットフォームです。

以前までは、プラットフォームを使用せず、LINE NFTを展開しましたが、今後のグロ-バル市場を見据えて2024年4月に移行しました。

最後に

日本のITリテラシーは世界に置いてけぼりと言われています。
その理由はなぜなのか。そもそも、日本人のITリテラシーが世界から年々置いてけぼりにされていると感じている人がどれくらいいるのか。

約10年ほど前は、世界で話題のピークがあったときに、その話題が日本でブームになるのはその1-2年後と言われていました。

しかし、今は10年経ってやっと日本にもブームが来るという状態です。
その理由は、日本の高齢化が原因の大部分と考えられます。

ネット社会になったとは言われていますが、そのネットが民間に普及してたったの30年ほどです。
テレビの若者離れが進んでいるとは言いつつも、日本の大半はネットに慣れていない人がほとんどで、その人たちの情報の収集源はやはりテレビです。
メディアは、需要のある情報を流します。テレビを情報の主体としている人たちが、ブロックチェーンだとか、NFTだとかにどこまで興味があるのでしょうか。

近年よく耳にするインフルエンサーも情報の発信側です。
インフルエンサーは、閲覧者が見ていて楽しいもの、興味のあるものを発信するのが普通です。その理由は簡単で、動画の再生数から収入を得ているからです。

今回、NFTをリサーチしてみて感じたことですが、稼ぐ手段は格段に広がっているなと思いました。ただ、今の世の中、知らないものを毛嫌いする人が多く、そのことが自分の選択の幅を狭めているだけなのだと。

まとめ

私自身、NETの知識が曖昧なこともあり、NFTを自分の中にどう取り入れることができるのか、先延ばしになってしまいました。

今、NFTについて詳しく知ったからといって何かすぐに変わるわけではありませんが、自分の中に選択肢としてもっているかどうかで、今後の行動が変わるかもしれません。

改めて、情報の収集は大事だなと気付かされたので、今後もITリテラシーを高めていきます。

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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、キャリア支援など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/

【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。