【ITトレンド】最近のニュースから考える日本人のITリテラシー
こんにちは。
Itoopの原です。
先日、人生初のミュージカルを観に行きました。
感動の嵐でした!終始目を釘付けにされました!
月に1回はたしなみたいものですね。。
さて今日はビットコインについて触れていきたいと思います。
最近何かと注目の的となっているビットコイン。
あなたは、何を感じていますか?
DMMビットコインが廃業へ
今1番ホットな話題は、ネット配信大手のDMM.comのDMMビットコインが廃業する、との話題ではないでしょうか。
廃業に至った原因は今年の5月に、480億円相当のビットコインが不正に流出したことだそうです。その根本の原因はいまだわかっていないとのこと。
ただ、この流出が廃業を招いた直接の原因ではないという見方もあります。
暗号資産では、特にサイバーセキュリティが重要であり、その上に成り立っている暗号資産といっても過言ではないでしょう。ただ、今回の流出をきっかけに、DMMビットコインの管理体制の問題が明るみに出ました。
金融庁は無登録の海外業者の注意喚起は出していましたが、日本企業の大手ネット配信企業がこのような事態を招いたことは金融庁にとっては相当な痛手なはずです。
イーロン・マスク × ビットコイン
イーロン・マスクが率いるステラが、保有する約1150億円相当のビットコインを大移動させてたとのことです。なぜ注目を浴びているかというと、このイーロン・マスクが率いるステラは、直近の2年間ほぼ手付かずだった約1150億円相当のビットコインを大移動させたため、どのような戦略があるのかと注目を浴びました。
ただ、今のところどのような戦略があって移動したのかは明言していませんが、ブロックチェーン分析企業アーカム・インテリジェンスは、このような可能性を指摘しています。「セキュリティ対策として新規のウォレットに資産を移した可能性や、ビットコインを担保とした融資サービスを利用するために移動した可能性がある」と指摘しています。
ステラは、世界で4番目に多くのビットコインを保有している企業です。
イーロン・マスクは、他にもSpaceXで相当な額のビットコインを保有しているだけあり、ビットコインに関しても一挙手一投足が注目となっている状態です。
参考:https://coinpost.jp/?p=567985
トランプ大統領 × ビットコイン
11月21日にビットコインは過去最高値を叩き出しました。
アメリカの大統領選でトランプ氏の勝利が確定してから一気に上昇していましたが、なぜビットコインにも影響が出たのでしょうか。
今回、再選したトランプ大統領ですが、前任の際には暗号資産を「まるで詐欺のようだ」と発言していました。
しかし、今回は前回と打って変わって「国家戦略的な準備金に充てる」と発言しました。あわせて、現在の証券取引委員会の委員長を解任すると宣言しました。現在の証券委員会は暗号資産に厳格なため、今後の暗号資産推進に支障が出るためにこのような発言をしたと考えられます。
最後に
DMMビットコインは大手のネット配信企業であり、ほとんどの人が1度は耳にしたことがある企業名にもかかわらず、世間的に大きなニュースにはなっていない印象です。今回のDMMビットコインの廃業についてどれほどの人が情報をキャッチし、その原因が日本のITリテラシーの貧しさと考えた人がいたでしょうか。。
たしかに、会社の管理体制の甘さが引き起こした事件かもしれませんが、そもそもなぜ管理体制が甘くなったのか、真相はわかりかねますが1つ言えることはサイバーセキュリティーの技術力の低さが原因の1つかもしれません。その原因もまたITリテラシーの低さが原因なのか、または人手不足が原因かのか。
日本がこれからも経済成長するにはたくさんの壁がありそうです。
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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、キャリア支援など複数事業を展開。
HP▷https://yuima-ru-tokyo.com/
【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。