【ITエンジニアキャリア】努力をするということ
こんにちは。Itoop(アイティープ)の保志です。
クリスマスも過ぎてもうすぐ年を越しますね。師走ということもあり、やはりこの時期はあっという間だったなと感じます。
そんな私はクリスマスを仕事をしながら歴史関連の動画を見ておりました。ふとYoutubeで目に留まったので見ておりましたが、ついつい面白くて魅入ってしまいました。
過去の歴史から学ぶということもとても大事だなと感じます。
さて、今回も私の経験談からくるお話になります。前回の続きと思って読んでいただければと思います。
「努力」というタイトルについて、人によって意見は分かれるものと思いますが、私の経歴も含めて伝えたいことがあるため、そのお話をします。
ひたすら仕事に励んだ20代前半
私は高校までは普通の学校を卒業し、情報系の専門学校にて国家資格を勉強しながらプログラミングの勉強をしました。その後、東京のIT企業に就職をし、その会社で7年務めました。
20代のほとんどをその会社で過ごしたこともあり、ここで学んだことは多々ありました。ITエンジニアは忙しいというイメージを持たれている方がいるかと思いますが、私もどちらかというと忙しい方のエンジニアだったと思います。
その会社に入って私が参画した案件では、21時は当たり前。忙しいときは終電ギリギリで、3年目を迎える頃には最終退出者のチェックリストには1か月の内、9割が自分の名前になっていたのを時折思い出します。
それだけ働いていたので、友人や後輩からは「なぜそんなにも働くのか?」と言われることが多々ありました。
その回答に対して、少なくとも確実に「時間とエネルギーをかけた分、成長することができた」と言えます。
時間をかけたからこそ、その時覚えたことが今私の力になっていることは言うまでもありません。
あの時、がむしゃらに働いたからこそ、今こうして様々なことを伝えることができます。
方向性は合っているか?
他の人より働いていたことから「かけた時間分成長した」ということは自信を持って伝えられます。
かけた時間だけ、テストのパターンを考えられたり、作業を効率化させられたり、それを後輩に伝えるということができるようになりました。
ただ、前回、前々回に書いたように「目標を持つ」ということが努力においては重要になります。
目の前の作業をできるようになることが、「今後の自分の人生」にとって必要でしょうか。もしくは正しく向っていると言えるでしょうか。
これは例え話ですが、自転車に乗り続ければ自転車に乗ることがうまくなるでしょう。自転車で通るのが難しい道も、乗り方がうまくなれば乗り続けた価値が出てくるとは思います。
しかし、「より速く遠くに行く」という目的があるのだとすれば、自転車の乗り方をうまくなることが果たして重要でしょうか?
「より速く遠くに行く」という目的を果たすのであれば、「バイクの乗り方を覚える」という選択をする方も出てくるでしょう。
この例え話のように、目的に応じて適切に手段を選ぶということ。もしくは適切に選べているかを自分に問い掛けるということはとても重要だと感じます。
この考え方は当時の自分には持ち合わせていませんでした。もっと早くから知れていたらなと私は思ったものです。
もしかしたら、もっと早く成長して、もっと色んな仕事を経験できていたかもしれません。だからこそ、「目標を持つこと」の大切さを伝えてきました。
努力に価値を付けること
努力をする上で、方向性も大事ですがもう一つ大事だなと感じていることがあります。
それは「努力の価値を自分で決める」ということです。
新しいことにチャレンジするとき。より高みを目指そうと決めたとき。膨大な時間とエネルギーを割かなければならなくなるかもしれません。時に周りの人からは「なんでそんなに頑張っているかがわからない」と言われるかもしれません。
私も以前務めていた会社では先輩がいなくなって3年目にしてリーダーを任されたとき、覚えなければならないことが多々あったため、必要性から自分で選択して残業していました。
それは同じ会社の後輩や友人からはあまり理解されませんでした。
ですが、見ている人は見てくれていますし、評価してくれる人は評価してくれます。実際に私は社長賞をいただいたり、PMの方からは「案件のために親身になってくれてありがとう」とお礼をいただく結果になりました。
そしてこれまでの経験は私の糧になっています。
今やっていることが正しいかどうかは、その人の価値観や考え方によって変わってきます。人によっては「おかしい」という人もいれば、「とても良いね!」と言ってくれる人もいます。
だからこそ、自分にとって「必要だ!」と感じたのであれば、周りを気にせず努力をすれば良いなと思います。
まとめ
2024年も終わりを迎え、新しい1年が始まるこのタイミングだからこそ、少しばかりしつこくなりましたが、「目標を立てて努力をする」ということの大切さを書かせていただきました。
「正しいか、間違っているか」に目を向けることも必要ですが、それだけではないということ。
そして、自分自身の理想は何か。理想に向かっているか。まだ20代でこれから社会人になる人や、社会人として働き始めた方には特に伝わってほしいと心より願っていることです。
何よりも社会人になったばかりの自分に伝えたいことの1つでもあります。
2025年が多くの人にとって良い1年になること。そして、この記事を読んだ方にとって今後の軸となれば幸いです。
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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、キャリア支援など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/
【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。