Web3.0を通して考えるITリテラシーと、Itoopが広めていきたい若者のパワーメント

こんにちは。
Itoopの原です。

今回はWeb3.0がもたらす、新しいインターネットの形ということでご紹介してきます。
以前にもWeb3.0についてご紹介しました。
以前の記事はこちら↓
https://itoop.yuima-ru-tokyo.com/2024/09/24/itoop-11/

日本にもだいぶ浸透してきた「Web3.0」という言葉。
以前のコラムでは、手軽に触れることができる例として、メルカリの事例を挙げましたが、どれくらい興味を持ってもらえましたでしょうか。
そして、どれくらい積極的にこの新しい技術に触れてみたでしょうか。

日本は高齢化が進んでおり、日本人口の年齢の割合上、メディアで流れる情報もそれに寄った情報が流れます。
なぜなら、対象の割合が多ければ多いほど利益率が高くなる可能性が高いためです。

Web2.0の課題とWeb3.0で改善していることを見ていきます。
IT業界に転職をしようかなと考えている方は、ぜひITリテラシーを高めていきましょう。

新たな技術を取り入れることで成しえる安全

私たちは何か情報を得たいと思ったらGoogleを使いますし、友人とのやりとりにFacebookやInstagramを利用します。そして、オンラインで買い物をするときはAmazon、というように、日常で様々なプラットフォームを使います。

これらは、私たちの生活に欠かせないものですが、これらのweb2.0のプラットフォームにはいくつかの課題があります。

最大の課題は、昨今でも特に事例が多いであろう、個人情報の流出です。
これまでのプラットフォームにはWeb2.0の技術が用いられていて、個人のデータであっても企業側での情報保存になります。これを「中央集権」呼んでいるのです、これが原因で情報の流出が起こります。

こうした課題を改善できるのが、Web3.0の技術です。
Web3.0では何が改善され、何を可能にしたのでしょうか。

Web3.0を取り入れることで改善できること

新たな概念のWeb3.0を取り入れることで、以下のように改善されるようになります。

①データ分散管理化
これまでは、あらゆる情報をプラットフォーム上で管理していました。
これは「ブロックチェーン」という技術を使って管理する方法です。この技術を使って各々のデータを複数のコンピューターで共有し、データの改ざんを困難にします。
これによって、プラットホーム側の仕様で不本意に変更されることがなくなります。データを自分で管理することができるので、保存していたデータが突然消えるということもなくなります。

②デジタル物の所有権の保護
NFT(ノンファンジブルトークン)を付与することで得られる、所有権です。
以前ご紹介したものの他に、現在で最も活用されている市場はゲームです。
最近私の周りではゲームが趣味という人が増えたように感じます。
それだけ、ゲームの需要が伸びていると、ITエンジニアの友人に聞きました。

これまでのゲーム業界は、ゲームそのもののアイデアやアイテム1つ1つが開発会社の管理下のものでした。
NFT化することで、アイテム1つ1つはプレイヤーの所有権となりますし、これらを自由に売買、貸し借りすることで、ゲーム内経済圏が活性することが考えられます。

③参加者全員の平等制
これには、DAO(ダオ)が活用されています。
これは、参加者の投票によって意思決定が行われて行くもので、公平性が保たれます。

現在は、金融業界で主に使われています。
資金プールの管理方法や開発資金の分配などをコミュニティの投票によって決定しています。

ITリテラシーを高めると楽しい!


私たちの身の回りは電子機器であふれ、それらは日々改善され進化し続けています。
もしあなたが、NFTを理解し、活用できたとしたならあなたの収入は1つ増えているかもしれません。
そして、あなたがブロックチェーンを使いこなすことができ、新たな仕組みを作れたら、あなた自身の価値もあがり、あなたと同じステージで仕事をする人が増え、さらに充実感のある仕事を生み出すことができるかもしれません。

価値観が同じ人と仕事をすることは、ただただ目の前の仕事をこなすよりも楽しく、そして充実感があり、仕事をする意欲が高まります。

以前に私自身が参加したIT交流会での話ですが、仕事の内容が違くても、仕事に対しての向き合い方が自分と一緒で情報量もはるかにあり、これからIT業界にこんなものを生み出したいという話していて、その人と話す時間がとても楽しかったと話す人がいました。

それを聞いて私も、そんなことを思われる人になろうって思いましたし、そうなるために、もっと勉強しようと思いました。

最後に

新たな技術Web3.0といっても、まだまだ発展途上にあり課題も抱えています。
例えば、技術が複雑であり、なじみのない人には使いにくさを感じるかもしれません。
そして最も大きな課題として、法規制が整っていません。それによって、Web3.0の浸透性が遅いとも言えます。

現在、日本のIT事情は世界に遅れをとっています。
冒頭でもお伝えしましたが、個々のITリテラシーを高めることで、日本のIT技術は加速し、さらに私たちの生活は豊かになります。

Itoopでは、毎月IT交流会を開催しておりITトレンドをテーマにしている会もあります。
同時にキャリア支援も行っていますので、少しでもITに興味のある方、キャリアアップを考えている方は、ぜひ一度参加をお待ちしております。

イベントに興味のある方はこちらをご覧ください。
https://itoop.connpass.com/

ITリテラシーを高めあいましょう!

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【株式会社ゆいまーる(代表取締役社長 島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITエンジニアキャリア支援/ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール事業)、Carellia(キャリア支援)など複数の事業に取り組んでいます。
▶HP:http://yuima-ru-tokyo.com/
▶広報部note:https://note.com/yuimaru_tokyo

【島袋尚美の経歴】
沖縄県出身。筑波大学卒業後、ITエンジニアとして証券会社に入社。
入社2年目で日本IBMに転職し、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始する。
28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
現在は国際結婚を機に子育てをしながら、ママ社長として複数の事業を精力的に展開中。
その活動は広く注目され、「Vogue」や「沖縄タイムス」をはじめとする多数のメディアで掲載される