【初心者向け】ソフトウェアテスト入門!安定したシステムの秘密

こんにちは。Itoop(アイティープ)の松永です。

暑い日が続いていますが、急に雨が降ったり、台風が接近したりと、天気の変化も目まぐるしいですね。皆さんも怪我や風邪に気を付けてお過ごしください。

さて、今回は少し基礎的な内容についてお話しします。

皆さんが普段使っているスマートフォンのアプリやゲームが、何事もなく快適に動いているのは、さまざまなテストが行われた結果であることをご存じでしょうか?

私も現場に配属された当初、数多くのテストを経験しました。今回は、その「テスト」について解説していきます。

【ITにおける『テスト』とは】

「テスト」と聞くと、学生時代に行った学力テストを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

しかし、エンジニアが行う「テスト」は、製品に不具合がないか、または仕様通りに動作しているかを確認するためのものです。

前述のとおり、皆さんが日常的に使っているスマートフォンやパソコンのソフトウェアで、「バグに遭遇した!」という経験は、あまり多くないかもしれません。

これは、リリース前に徹底的なテストが行われているためです。私もこれまでに数多くのテストを経験してきました。

ここでは、私が経験してきた内容をもとに、いくつかのテストについて触れてみましょう。

【テストの種類】

テストにはさまざまな種類がありますが、大まかに以下のようなものがあります。

  • ユニットテスト
    個々のモジュールやコンポーネントが正しく動作しているかを確認するテスト。一般的に、プログラマーがコードを書いた直後に行います。
  • インテグレーションテスト
    複数のモジュールやコンポーネントが連携して正しく動作するかを確認するテスト。異なる部分の相互作用を検証します。
  • システムテスト
    完成したシステム全体をテストするフェーズで、機能や性能、セキュリティなどあらゆる側面をチェックします。
  • ユーザ受け入れテスト (UAT)
    エンドユーザーが実際にテストを行い、ソフトウェアが実際の業務に適しているかを確認します。

開発しているシステムの規模や開発手法によってテストの実施期間やタイミングは異なりますが、これらのテストは長期にわたり行われます。

システムがリリースされた後にバグが発生しないよう、多くのエンジニアが日々、細心の注意を払いながらテストを行っています。

現在、多くのシステムが安定して動作しているのは、その努力の賜物と言えるでしょう。

【まとめ】

今回は、ソフトウェアテストの基礎について簡単に触れました。もっと細かい話をすればキリがありませんが、これだけ多くのエンジニアがバグと向き合い、真摯にテストを行っているということです。

テストには、シンプルなものから非常に複雑なものまであります。しかし、私はどのテストも手を抜かずに実施してきました。特に重要なテストを任されると、年次を重ねても緊張しますし、テストが完了した後も「本当にすべてのバグを見つけたのか」と確認を重ねることがあります。

最後に、皆さんが使っているアプリやシステムが問題なく動作している背景には、多くのエンジニアが努力を重ねていることを少しでも感じていただければ幸いです。

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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、キャリア支援など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/

【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。