【IT情報】昨今話題の、Web3.0とは

こんにちは。
芸術にはまっている原です。というのも前回、お笑い芸人にはまっているといいましたが、その芸人さんがとても多才で影響されまくっています。今まで自分の中にない世界に触れるとワクワクしてきますね。

なので今回は【Web3.0】について。

みなさんも一度は聞いたことのある単語かと思います。しかし結局何ができるの?という方たちが私の周りで多かったので(私自身も含めて)ご紹介します。

1年ほど前に、このWeb3.0についてのセミナーに足を運びましたが、事前知識が全くなかったためか、ふーんで終わってしまいました。

そのセミナーは20代前半の方が立ち上げた会社さん主催のもので、その会社でのWeb3.0の活用方法を紹介していました。

周りの方たちは、自分の会社にどう取り入れることができるのか、どうシステム展開していったらよいのかについてを学んでいました。

今回色々リサーチして思ったのが、そのセミナーでWeb3.0を取り入れたいと思っている方たちがなぜ躍起になって学んでいたのか、それはやはり昨今のシステムにおけるセキュリティ面の不安定さからきているものなのかなと。

以前にもご紹介しましたが、IT業界におけるセキュリティエンジニアの需要が一段と高まっています。
その背景は、Web3.0が広まりつつある背景と同じで消費者側の個人情報流出の懸念が高まっていることと同じように感じます。

Web3.0の特徴

Web3.0はわかりやすくいうと、ユーザー側同士でデータを利用し、管理しあうことができるということです。

これまでのインターネットは、必ず運営者がいてその運営者がデータを一元管理していました。この運営者の一元管理というのが、情報漏洩の原因となっていました。

Web3.0はブロックチェーンの技術(情報を記録するデータベースのひとつ)を取り入れているので、ユーザー同士が個人で直接つながり、データを双方で利用・管理ができます。
どういうことかというと、データを集中管理せずにブロックチェーン保存することで、データの改ざんが事実上不可能になり、一元管理してたデータを分散型にすることでデータをより安全に管理することができるということです。

金融業界への影響

このWeb3.0の技術によって金融業界が変わりつつあります。
銀行や政府は中央集権であるので、それらを利用する際は個人情報を預ける必要があります。
それに対して、仮想通貨はブロックチェーン技術を用いて、情報を分散して管理できるので、中央集権を介さずに個人でより自由に金融取引ができるようになります。それに加えて仲介者や管理者が不要になるため、そこにかかっていたコストもカットできるのです。
今後の仮想通貨の普及が注目されています。

身近なWeb3.0

インターネットに不慣れな人でも気が付かないうちにWeb3.0に触れているかもしれません。
私の場合はメルカリです。
メルカリは国内最大のフリマアプリのため、使ったことがなくても聞いたことがある方がほとんどかと思います。

メルカリは、2023年3月にWeb3.0を導入しています。
メルコインという、株式会社メルカリの子会社が導入しており、ここのCEOが当時30歳という若さで手掛けたものらしく、年齢の若さにもびっくりです。

そして、そもそもメルコインがWeb3.0を導入した背景ですが、当時のメルカリは中央集中権的なビジネスのど真ん中にいました。これがいつか自分たちのビジネスを根幹から脅かすのではないかと感じて、2017年(Web3.0導入の6年前)に社内での研究開発組織を立ち上げ、メルカリグループとしての暗号資産やブロックチェーンといったテクノロジーをどのように扱うのか、活用できるのか、というのを大きなテーマとして扱うようになったそうです。
(参考URL:https://iolite.net/magazine/vol3/interview-keita-nakamura-01

実際にビットコインを購入してみました!

上記のようにメルカリはWeb3.0を導入したのですが、Web3.0を導入することで個人情報の流出も格段に下がるのはうれしいばかりです。

メルカリはWeb3.0の導入3カ月でサービスの利用者が50万人を突破したそうです。
そのうちの8割が初めてWeb3.0に触れるユーザーだそうで、ここまでWeb3.0の初心者の利用が伸びたのは、メルカリのシステムの使いやすさにあるそうです。

私も実際にビットコインの取引をしましたが、ビットコインの最初の利用登録手続きから購入までかかった時間は5分もかかりませんでした。(メルカリでの初期設定をしていたため)
リリース3カ月で50万人を突破した理由は、この初心者目線の設計にあるように思います。

まとめ

実際に、仮想通貨やビットコインという単語を聞く機会は増えているのではないでしょうか。
初心者にとっては使いやすさはもちろん大事になってきますが、やはり安全かどうかも重要になってくるので、Web1.0、Web2.0、Web3.0ときた今のインターネットは、私たちの今後の生活を大きく変えるものだと思います。

やはり知識はものすごく大事で、わたしも興味本位でメルコインでの仮想通貨をはじめましたが、今回、Web3.0をリサーチすることで、これまでのネット界隈から断然、安全な環境になっていることを知りましたし、Web3.0が私たちの生活の中にここまで普及していることも知ることができました。
インターネットでものを買う人が増えていく中で、メルコインの利用者の伸びを見ると今後、暗号資産はネイティブな通貨として取り扱われる未来はそう遠くないのかもしれません。
その背景に、仮想通貨やWeb3.0に潜在的に興味のある人がいて、その中で今回のメルコインが火付け役となったきがします。

最後に

Web3.0とは、なんぞやというところから今回リサーチしてみましたが、個人情報の流出の危険度が格段に下がっている点や、人件費のコストダウンにつながることからみて、Web3.0は今後さらに世の中に広まってほしいなと思います。
しかし、まだまだ課題点は残されていて、一般的になるには時間がかかる見通しだそうです。
なんにせよ、インターネットの発達は危険と隣り合わせですが、同時に私たちの生活も豊かになっていきます。
みなさんもぜひ、インターネットリテラシーを高めていきましょう。

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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、キャリア支援など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/

【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。