【最新ニュース】史上最大規模のブルースクリーンエラー
先日、ふるさと納税で4万円分の干し芋を購入して、ほくほくな原です。
ふるさと納税はなんて合理的なのでしょう。
さて、記憶に新しいと思いますが、今年の7月に起きたブルースクリーンエラーについて書いていきます。
これは史上最大の障害といわれています。
数日後には完全復旧した障害ですが、この影響でイーロン・マスクCEOは「全てのシステムからクラウドストライクを削除した」とのことをX上に投稿しました。
そして、システム障害によって影響を受けた航空会社も、マイクロソフトとクラウドストライクの両社に対して保障の請求に動いたとのことです。
各方面の影響
航空会社の保障請求の話しがありましたが、航空業界では4万便が遅延し、5000便が欠航したためです。他にも米国の一部の警察、消防などの緊急通報に支障がでたほか、病院では医療システムが混乱し、金融ではATMやオンライン講座が利用不可になるなど、多方面に影響が出たとされるそうです。
そもそも、今回事象を起こしたシステムはセキュリティエラーソフトを提供するクラウドストライクのソフト更新プログラムセキュリティが原因です。
このソフトは各国の大手企業が利用しているもので被害の拡大はここにあります。
実際に、友人の勤めているIT企業もブルースクリーンエラーにあい、数日間作業ができなかったとの話しを聞きました。
個人で使用しているパソコンというよりもこのソフトを入れている企業のセキュリティ強化の面で使用している事のほうが多いため、各方面での影響が広がってしまいました。
私の周りでは、実際にこの影響による生活面の影響は聞きませんでしたが、調べてみると全世界でこんなにも影響が広がっていたのを初めて知りました。
ただ、これらのエラーは、Windowsのみの仕様のもので、MacやLinux仕様のものはブルースクリーンエラーは起きませんでした。
独占企業によっておこること
クラウドストライク社は、業界の中で独占企業として走っています。
今回の障害は、それにより引き起こされたものだという人もいます。
業界中の1社が独占していることはとても危ういことです。
ライバルがいない独占状態になれば、好き勝手に振舞うことができてしまいます。
それによって、不利益を被るのは社会全体です。
例えば、価格の上昇や質の低下、新しい技術やサービスの開発が遅れるといったことです。
日本では、完全な独占企業は少ないですが、よく挙げられる業界は、通信サービスや航空業界です。
皆さんは、今回のブルースクリーンエラーのこと、独占企業がやむを得ずの状態のことについて、どのように考えますか?
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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、キャリア支援など複数事業を展開。
HP▷http://yuima-ru-tokyo.com/
【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。