【キャリア】ITエンジニアとしてのキャリア、その①

こんにちは。
Itoopの原です。
季節の変わり目で、日々喘息と闘っています。
適度な運動は歳を重ねるごとに重要だと実感しています。
特にデスクワーク多めのITエンジニアの方々は、運動を適度に取り入れたいものですね。

ITエンジニアとひとくくりに言ってもさまざまな職種があります。
私も最近プログラミングの勉強を始め、ITエンジニアとしてどんな仕事ができるのかと色々調べましたが、想像以上に選択肢の幅がたくさんあるなと思いました。同時にたくさんの知識や日々進歩していく技術そのものの勉強も欠かすことはできないなと思いました。

これからITエンジニアを目指そうとしている方、すでにITエンジニアとして働いてはいるけど、そろそろ転職してみようかなと思っている方、ぜひ参考にしていただければと思います。

ITエンジニアの種類は大きく分けて3つに分けることができます。

—開発系—

ITエンジニアと聞いて思い浮かぶのが、この開発系でしょう。
その中でも、さらに細かく分類わけして仕事を担っています。
システムエンジニア、プログラマ、アプリケーションエンジニア、組み込み系エンジニア、フロントエンジニア、サーバーサイドエンジニアと6つに分けることができます。

①システムエンジニア
コンピューターのシステム開発を行います。コンピュータのシステム設計、開発、テストなどを担当します。

②プログラマ
システムエンジニアが作った設計書をもとにプログラミングを組んで構築していきます。
コードを書く言語もたくさんあり、案件によって必要となる言語も異なってきます。扱える言語が多いほど仕事の幅は広がりますが、言語の取得にはそれなりの努力が必要です。

③アプリケーションエンジニア
OS上に追加して利用するソフトウェア全般のことを意味します。Webアプリ、スマホアプリ、業務系アプリなど、ITシステムに含まれるアプリケーションをつくる開発者です。
ネットワークやソフトウェアに関する知識も同時に必要になってきます。

④組み込み系エンジニア
製品に搭載される組み込みシステムを開発するエンジニアです。例えば、エアコンや冷蔵庫、スマートフォンといった製品を動かすためのソフトウェアを開発します。
最近は、画像処理技術のニーズが高く、その理由は、身近なあらゆるものに液晶は使われ、その他にも医療機器など幅広い製品に使われているためです。

⑤フロントエンジニア
Webサイトでユーザーからみえる範囲の開発を行うエンジニアです。Webサイトのデザイン、ログイン画面などを開発しています。
Webデザイナーとの違いは、WebデザイナーはWebページのみを設計するのが主な役割で、依頼者のイメージを要望ベースに、画面の構成や背景の色などを構成します。

⑥サーバーサイドエンジニア
サーバーで扱うデータの管理において必要なプログラム開発を行うエンジニアです。
バックエンドエンジニアと呼ばれることもあり、データベースやサーバーの知識が求められてきます。
基本的に、システムの要件定義から設計、開発、運用までを担当します。

—インフラ系—

私たちがシステムやインターネットを使用するために必要なサーバーやネットワークの構築、運用、保守を担うエンジニアのことです。
作業範囲や多岐にわたるので、プロジェクトや会社によって扱う範囲や作業内容は異なってきます。
システムエンジニアと混同されがちですが、インフラエンジニアはサーバーやネットワークなどのIT基礎を扱い、システムエンジニアはソフトウェアやアプリケーションなどITシステム全般の構築を行います。

仕事の流れとして、上流工程と下流工程に区分して仕事を進めます。
上流工程と呼ばれるものは、要件定義、設計、構築があり、下流工程と呼ばれるものには運用、保守、監視があります。
多くの場合は、下流工程を経験し、後に少しずつ上流工程を経験していきます。

インフラエンジニアも、サーバーサイドエンジニア、ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニア、クラウドエンジニアに分けることができます。

①サーバーサイドエンジニア
サーバーの構築や運用、保守を行います。具体的にはメールサーバーやWebサーバー、ファイルサーバーなどさまざまな種類のサーバーを設計・構築したり、障害が発生した時の対応を含めた運用・保守を担当します。

②ネットワークエンジニア
コンピューターや電子機器をルーターやLANケーブルでつなぎ、安全かつ安定したネットワーク環境を設計・構築・運用します。作成した設計書に基づいて機器を接続させてネットワーク環境を作り、トラブルや不具合がないかをチェックしながら運用・保守を行います。

③セキュリティエンジニア
情報セキュリティに特化したエンジニアで、ネットワークやシステムを外部のIT攻撃から守ります。セキュリティ機器を導入したり、サイバー攻撃やウイルス感染を未然に防ぐための対策を行ったりするのが主な業務です。社会全体で情報セキュリティへの意識が高まる中、注目が集まっている職種です。

④クラウドエンジニア
クラウドエンジニアはクラウドという仮想化された環境を管理し、クラウドサービスの設計から運用、さらにはセキュリティ対策まで担当します。昨今はクラウドを使った開発が主流となってきているため、クラウドでインフラ設計ができるクラウドエンジニアはとても重宝されており、将来性が高い職種と言われています。

【IT関連職】

—IT関連職—
IT関連職エンジニアは情報技術系に携わる技術者で、Webサイトのサービスからハード機器やソフトウェアなどの設計や開発、テストなどを行います。IT分野は幅広く、IT系エンジニアは仕事の種類もさまざまです。

コンピューターのシステムを設計するシステムエンジニアや、プログラミング言語を使ってシステムやソフトウェアを作るプログラマなどもIT関連職のエンジニアです。

次回はITエンジニアの種類を選ぶためのポイントをご紹介

以上のように、ITエンジニアといってもたくさんの選択肢があることがお判りいただけたかと思います。
さらに細分化すると、実はまだ種類があります。
次回は、深堀りした先の種類をご紹介し、それと共に職種を選ぶ際のポイントをご紹介します。職種選びはとても重要で、5年後10年後の年収にも関わってきます。
そのために、今やるべきことを知っておきましょう。

参考https://and-engineer.com/articles/YCH9uhAAACIA4hd7

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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、キャリア支援など複数事業を展開。
HP▷https://yuima-ru-tokyo.com/

【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。