エンジニアとしてのキャリア、その②

こんにちは。
Itoopの原です。
先日、20年来の友人と4年ぶりに再会しました。
友人の存在の大きさを改めて実感したのと同時に、友人は今の仕事を一生懸命やっていて、私も今勉強しているプログラミングをさらに頑張ろうと思いました。

さて今回は、前回に引き続きエンジニアとしてのキャリアを考えていこうと思います。
(前回の記事:https://itoop.yuima-ru-tokyo.com/2024/12/11/itoop-35/ )

前回は、ITエンジニアといってもたくさんの選択肢があるというのを紹介し、その内容について触れていきました。

今回の内容は、その選択肢の中から自分の将来を見据えてどのように選択するのがよいのか、という点でご紹介していきます。

何をポイントに今の会社を選びましたか?

みなさんは今の仕事を何を基準に選びましたか?
年収、福利厚生、仕事内容と人によって様々かと思います。

私の場合は、やりがいや楽しさを求めて職種選びをしました。そして、就職してから年数が経つごとに、さらにやりがいを求めて毎日仕事に明け暮れていました。そして、転職のタイミングが何回かありましたが、その度によりやりがいが得られる職場選びをしていました。
その結果、何が起きたかというと、ライフワークバランスが崩れ、仕事が1日の大半を占めていました。その上、このまま働いていた先に、もし病気やけがをして働けなくなったら困るから今もっと働いておこうとなり、さらに仕事に打ち込みました。
それはそれで楽しかったのですが、将来どうなってしまうのかという不安が常にあったのを覚えています。

エンジニアの転職選びのポイント

まずは、将来的にどんな仕事をしたいのかが選ぶ際のポイント1つです。
今はこの仕事をしたいというのも大事ですが、その仕事を将来どのように活かすことができるのかを考えるのも大事です。
ただ闇雲に、そのときそのときの感情だけで転職するのは同じことの繰り返しになりかねません。

例えば、私は5年後にはフリーランスエンジニアになるというキャリアプランを立てました。
その際に考えたことは、どんなプランを立てたら5年後にフリーで仕事ができるのか、という点です。今の時代、どの業界でもフリーランスで働く人は珍しくありません。ITエンジニアも比較的年齢が若めでフリーランスを選択する人は増えました。そしてIT業界は人手不足といわれているのである程度の経験があればフリーランスとして働くことはひと昔前に比べると容易でしょう。

ただ、企業側の立場になって考えてみるとわかりやすいと思いますが、より知識や技術がある人と働きたいと考えるのではないでしょうか。

以上のことを考えると、まずはがっつりとエンジニアとしての技術、知識のも身につ得られる働き方ができる企業が良いと考えました。

そして、このときのエンジニアの職種選びも大切です。
以前紹介したように、ITエンジニアといってもたくさんの職種があります。
会社によって携わる幅も違いますし、プロジェクトによっても変わってきます。まずはITエンジニア経験のある人から体験談を聞くのも良いでしょうし、転職エージェントから提案された各会社の仕事内容を詳しく聞くのもの良いでしょう。

現在の転職市場

今のITエンジニア業界の採用状況は、積極的にカジュアル面談が取り入れられていた少し前に比べ、企業側は慎重な採用をしている傾向にあります。
先ほど述べたように、フリーランスとして働く人が増えたり、次の企業への踏み台にする人がここ数年で非常に多く見られるためです。自身の利己的な理由で会社を教育機関のように捉えらえるケースが増えているため、企業側も慎重にならざるを得ないでしょう。

このように、転職事情も時代とともに変化をし続けています。
現在の転職事情もしっかりとリサーチしたうえで転職のタイミングも図るのも1つのポイントかもしれません。

最後に

職場選びは、転職する上でとても大切になってきます。
キャリアプランを立て、企業の仕事内容のリサーチも万全だからといって、その職場で最大限の力を発揮できるのとは異なります。
仕事を進めていく上で人間関係の影響は多少なりとも影響します。エンジニアはコミュニケーションが苦手な人が多いとはよく聞きますが、コミュニケーションスキルをつけることで、仕事の幅が広がることも間違いなさそうです。
エンジニアスキルと共に、コミュニケーションスキルも身につけたいものですね。

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【株式会社ゆいまーる(社長:島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール)、キャリア支援など複数事業を展開。
HP▷https://yuima-ru-tokyo.com/

【社長の経歴】
島袋尚美(Shimabukuro Naomi)
沖縄出身。筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
日本IBMに転職し、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。