キャリア迷子から抜け出す。20代ITエンジニアのための“軸”の見つけ方
こんにちは。
Itoopの松永です。
「なんとなくこの現場に入って、気づけば数年。けど、このままでいいのか分からない」
そんな“キャリア迷子”状態に陥っている20代のエンジニアは少なくありません。
とくに、仕事にある程度慣れてきたタイミングでふと立ち止まり、「自分はこのままどこに向かうんだろう?」と不安になる声をよく聞きます。
でも安心してください。
やりたいことが分からないのは、決して特別なことではありません。
大切なのは、完璧な答えを今すぐ出すことではなく、自分なりの“軸”を少しずつ見つけていくこと。
そのヒントを、今回は一緒に探していきましょう。
やりたいことは“知る”から始まる

キャリアの初期は、そもそも経験が少ないために選択肢や視野が限られがちです。
だから「やりたいことがない」と感じるのは当然のこと。
最初から明確に夢や目標がある人のほうが珍しいかもしれません。
まずは「やりたいことを探す」よりも、「どんな世界があるのかを知る」ことにフォーカスしましょう。
社内外の勉強会に出てみる、開発以外の仕事に触れてみる、副業に挑戦してみる…そんな経験を通して、自分の興味・得意・苦手が少しずつ見えてきます。
動いてみることでしか、見つからない“気づき”があります。
“キャリアの軸”はスキルより価値観

エンジニアはスキルが重視されがちですが、キャリアの軸は「価値観」にこそ宿ると私たちは考えています。
たとえば、「誰かの役に立つ実感がほしい」「自分のペースで集中したい」「安定を大切にしたい」「新しい技術に挑戦したい」など、人によって大切にしたい働き方や考え方はさまざま。
そこに合っているかどうかが、キャリアの満足度を大きく左右します。
スキルや業種にとらわれず、自分の価値観に合った環境を選ぶ視点を持つこと。
それが“キャリアの軸”をつくる第一歩になります。
現場経験を“振り返る”ことで軸が見えてくる

キャリアの軸は、外から借りてくるものではなく、これまでの自分の中にヒントがあります。
これまで関わってきた現場や業務の中で、「やっていて楽しかったこと」「ストレスだったこと」を振り返ってみましょう。チームでの動きが心地よかった?一人で黙々と進めるほうが合っていた?スピード感?安定感?それとも裁量の大きさ?
そうした“感情の振れ幅”の裏に、自分が大切にしたい働き方や価値観が隠れています。
過去の経験を言語化することで、ぼんやりしていた方向性が少しずつ輪郭を持ちはじめます。
軸は変化していい。“仮置き”から始めよう

「これが自分の軸だ!」と最初から完璧に決めようとしなくても大丈夫です。
価値観も興味も、経験を重ねることで変化していくもの。
最初は“仮置き”でもいいから、自分なりに進んでみることが大切です。
そして、定期的に立ち止まり、見直しながら少しずつ軸を育てていく。
そうすることで、納得感のあるキャリアは形づくられていきます。
キャリアは他人と比べるものではなく、自分自身と向き合うもの。焦らずに、でも少しずつ、自分らしい軸を見つけていきましょう。
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【島袋尚美(株式会社ゆいまーる 代表取締役社長)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。Itoop(ITエンジニアキャリア支援/ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール事業)、甘酒・雑貨かふぇ こめどりーみんぐ(飲食店)、Carellia(キャリア支援)など複数の事業を展開。ママ社長として、2児の子育てにも事業にも奔走中。
HP:http://yuima-ru-tokyo.com/
広報部note:https://note.com/yuimaru_tokyo
【島袋尚美の経歴】
沖縄県出身。筑波大学卒業後、ITエンジニアとして証券会社に入社。
入社2年目で日本IBMに転職し、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始する。
28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
現在は国際結婚を機に子育てをしながら、ママ社長として複数の事業を精力的に展開中。
その活動は広く注目され、「Vogue」や「沖縄タイムス」をはじめとする多数のメディアで掲載される。


