【エンジニア必見】HP制作時に意識すべきSEO対策について(後編)

こんにちは。Itoop(アイティープ)の橋本です。

前回の記事では、HP制作時のSEOの重要性について説明しました。

前回のおさらいになりますが、SEO対策は、HP制作において欠かせない要素です。
SEO対策をすることで検索エンジンで上位に表示され、商品やサービスの認知拡大や、見込み顧客の獲得に繋がります。

上位表示のために大切なことは、適切なキーワードの選定、メタデータの最適化やコンテンツの質の向上などです。

後編となる今回は、HP制作時に具体的に意識すべき下記4つのポイントについてお伝えしようと思います。

  • キーワードリサーチと選定
  • コンテンツの最適化
  • ページのテクニカルSEO
  • 内部リンク構造の最適化と外部リンクの取得

キーワードリサーチと選定

キーワードリサーチと選定は、HP制作におけるSEO対策の基礎。
サイトの目的やターゲットを明確に理解し、それに適したキーワードを選定することが大切です。

この時に最も大切なのがユーザー目線。
ターゲットなるユーザーが
・どのようなワードで検索するのか?
・どのようなワードに興味を惹かれるのか?
をベースに考えてみましょう。

ベースとなるキーワードが決まったら、関連するキーワードや検索ボリュームなどを調査します。
調査する際におすすめなツールは、Googleのキーワードプランナー、ラッコキーワード、aramakijakeなどです。

関連するキーワードは、ユーザーが調べる可能性が高いので、キーワードに入れておくことをおすすめします。

検索ボリュームは、業界や市場の特性、競合状況によっても変化するので、一概に目安をお伝えすることは難しいです。
検索ボリュームが多いと調べられる回数は多いですが、それだけ競合が多く、上位表示させることが難しくなります。逆に、検索ボリュームが少ないと調べられる回数は少ないですが、競合するサイトが少ないため、上位表示させやすくなります。
検索ボリュームに応じて、キーワードを選定することをおすすめします。

キーワードを決めた後も時代やトレンドの変化に合わせて、キーワードリストを定期的に更新しましょう。
新しいキーワードやトピックに対応することで、サイトのSEO効果を最大化することができます。

コンテンツの最適化

コンテンツの最適化は、SEOにおいて重要な要素です。

まずは、メタデータの最適化から始めましょう。
タイトルタグやメタディスクリプションなどに、適切なキーワードを含めて記載することで、検索エンジンがコンテンツの内容を正確に理解しやすくなります。

また、コンテンツ自体の質や長さも重要です。
読者が価値を見出しやすい、情報量の豊富なコンテンツを提供することが求められます。
見出しタグの適切な使用や画像のalt属性の設定など、細部にわたる最適化が必要です。

どのようなコンテンツがGoogleに評価されているのかを調べるためには、狙っているキーワードで検索して、上位に表示されているサイトがどのようにキーワードを埋め込んでいるのかを参考にすることがおすすめです。

ページのテクニカルSEO

ページのテクニカルSEOの観点はいくつかありますが、ここでは、
① ページ速度の最適化
②モバイルフレンドリーな設計
③ サイトマップの作成
について紹介します。

まずは、ページ速度の最適化。
遅いページはユーザーの離脱率を高めるだけでなく、検索エンジンの評価も下げてしまいます。
読み込み速度を改善するためには、HTTPリクエストの回数を減らす、画像を最適化する、ファイルを軽量化するなどの方法があります。

モバイルフレンドリーな設計も重要です。
モバイル検索が増加している現在、モバイルユーザーにも快適な閲覧環境を提供することが求められます。
パソコンでのレイアウトだけでなく、モバイル表示も確認することも大切です。

さらに、サイトマップの作成とクローラーへの対応もおろそかにできません。
サイトマップは、検索エンジンのクローラーにウェブサイトの構造や関連性を伝える手段として重要です。
特に、XMLサイトマップはSEO的に有利なサイトにするために欠かせないファイルです。

これらの適切なテクニカルSEO対策を施すことで、検索エンジンからの評価を高め、上位表示を目指しましょう。

内部リンク構造の最適化と外部リンクの取得

リンク戦略の構築は、HP制作における重要な要素です。

まずは、内部リンク構造の最適化から始めましょう。
関連するコンテンツ同士をリンクさせることで、ユーザーがより多くのページを閲覧するきっかけを提供します。
その際は、アンカーテキストを適切に利用することが大切。
キーワードを含んだ適切なアンカーテキストを使用することで、検索エンジンがコンテンツの関連性を理解しやすくなります。

さらに、外部リンクの品質と信頼性も重要です。
信頼性の高いサイトからのリンクを獲得することで、自サイトの信頼性も向上し、検索エンジンからの評価を高めることができます。

リンク戦略を通じて、ユーザーと検索エンジンの両方に価値を提供するHPを構築しましょう。

さいごに

HP制作におけるSEO対策は、検索エンジンでの上位表示を獲得し、ネット上でのビジネスの成功に直結します。
適切なキーワードの選定やコンテンツの最適化、テクニカル面での対策など、総合的なアプローチが重要です。

SEO対策を意識したホームページ制作を行うことで、より多くのユーザーにアクセスしてもらえる可能性が高まります。
ぜひ、適切なSEO対策を行い、ご自身のHPを上位表示させましょう。

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【株式会社ゆいまーるについて】
▼HP
http://yuima-ru-tokyo.com/
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、ヴィーガンコンサルティング、JUNGLE BREWERY(クラフトビール事業)、講演、営業代行などに取り組んでいます。

【代表・島袋尚美(しまぶくろなおみ)】
経歴:筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
入社2年目でIBMに転職、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。
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