AIが人々の仕事に与える影響と未来について
こんにちは。Itoop(アイティープ)の橋本です。
ITにおける技術の発達スピードは年々上がっています。そんな中でも「AI」はChatGPTを筆頭にさらなる進歩を遂げ、様々な分野において利用されています。
今では人の手で行われていたことがAIを利用することで時間の短縮に繋がるなど、社会に対して既に大きな影響を与えており、Itoopのメンバーでもたくさん活用している人もいます。
今回はその「AI」が仕事や社会に与える影響について見ていきましょう。
AIと仕事の未来について
マッキンゼーがAIと仕事の未来についてのレポートをまとめており、自動化とAIの導入がどのように職業に影響を与えるかについて幅広い分析が行われました。
製造業やデータ処理のような、特に物理的な作業やデータ入力などの繰り返し作業が多い職種はAIによって効率化が可能なことから、影響を受けやすいとされています。
同時に、AIの導入によって新たな職種やニーズが生まれるデータも出ています。結果として職を失う人々が必ずしも増えるわけではないこともまとめられていました。
AIによって新しい雇用が創出される分野とその例
AIの発達により仕事がなくなってしまうという声を耳にしますが、新しい雇用が生み出される分野も存在することがわかりました。
それが以下3つの分野です。
- ヘルスケア
テクノロジーが診断支援、治療プランの最適化、患者管理など様々な形で導入されています。例えば、AIを用いた画像診断システムは、X線やMRIの画像から病気を識別するのを助け、より正確で迅速な診断を可能にしています。
- テクノロジー開発
クラウドコンピューティング、ビッグデータ分析、機械学習の進化が目覚ましく、企業がデータ駆動の意思決定を行うのを支援し、製品開発の効率化や顧客体験の向上に貢献しています。例えば、AIを利用した顧客サービスチャットボットは、24時間365日の顧客対応を可能にし、ユーザー体験を大きく改善しています。
- インフラストラクチャー関連
スマートシティの概念が広がりつつあります。例えば、交通管理システムでは、センサーやデータ分析を駆使して交通流を最適化し、渋滞の緩和や事故の減少を図っています。また、エネルギー管理では、スマートグリッドを通じてエネルギーの使用効率を高め、持続可能な都市開発を支援しています。
これらの分野では、新しい技術の導入によって職の性質が変わるだけでなく、新たな職業が生まれる可能性も広がっていることが読み取れます。
上記内容は、前項で記述したマッキンゼーのレポートに記載されています。
これから身に付けるべきスキルについて
AIが様々な分野において、大きな革新をもたらす可能性があることがわかりました。それと同時に「機械では処理できないこと」も重要視されています。
その理由は、マッキンゼーのレポートに「コミュニケーション」や「リーダーシップ」も重要になってくることが記されているからです。
IT以外の分野で通用するスキルがあるということは、必要なスキルを身に付けていけばどの業界でも活躍することができると私は思います。IT業界以外の人にとっても嬉しいことではないでしょうか。
特にコミュニケーションはItoopのメンバー全員で大事にしています。あらためて重要性を全員で共有し、より大事にしていこうと思いました。
まとめ
今回はAIが社会にもたらす影響について紹介しました。
技術者としてあらたな技術を習得することも大事ですが、「コミュニケーション」や「リーダーシップ」などといった「人」だからこそのスキルの方が、より大事になるでしょう。
併せて、技術の発達に伴って自分の仕事に取り入れることもできれば、より自分の仕事のクオリティもアップさせられると思います。
私たちItoopのメンバーもより活かしていくこと。そして、ひとりひとりがAIを活かし、より良い社会作りのきっかけになれば幸いです。
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【株式会社ゆいまーるについて】
▼HP
http://yuima-ru-tokyo.com/
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、ヴィーガンコンサルティング、JUNGLE BREWERY(クラフトビール事業)、講演、営業代行などに取り組んでいます。
代表・島袋 尚美(しまぶくろ なおみ)
経歴:筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。
入社2年目でIBMに転職、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始。
28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。