【キャリア】IT業界の現状を知ろう!

こんにちは。Itoop(アイティープ)の原です。

最近わたしは、在宅勤務を減らして出社を増やしたことで、快適に仕事に励んでいます。

在宅だと、どうしても光熱費を気にしてしまうので、、

さて、今回は以前執筆の最後のほうにチラッと書かせていただきましたが、引き続き「ITの人材不足」についてさらに深堀をしていきたいと思います。

時代流れを読むことで、今後の働き方の参考の1つにしていただければ幸いです。

前回、「未経験エンジニアの人材不足というよりは、経験者で、ある程度1人で仕事がまわせる人材が不足している、とのこと」とお伝えしましたが、こちらは変わりありません。

2025年の崖

多くの企業が懸念しているのが「2025年の崖」というものです。

既存システムのブラックボックス状態を解消しつつ、データ活用することができなかった場合、2025年以降、最大12兆円/年の経済損益が生じる可能性がある。このため、日本社会全体にとって、IT人材の確保が急務となっています。

今回は、なぜIT業界が人材不足になっているのか、その原因を見ていきましょう。

IT業界が人材不足の原因

1、IT需要の急激な拡大

日本は中小企業のIT化が遅れているといわれていますが、年々IT化に取り組む企業は増えています。

その上、システムが不具合なく作動するように保守・管理や改善が欠かせません。

そして、これまでは製造業やサービス業などでIT活用が進んでいましたが、最近では農業や漁業などの第一次産業でもIT活用の動きが始まりました。

個人での利用もインターネットが一般化して以来、インターネットを介したサービスの需要が高まり続けています。

皆さんも、インターネットを使わない日はほとんどないといっても過言ではないのでしょうか。

2、労働人口の減少

ご存じの通り、日本は少子高齢化に歯止めがかかっていません。それが影響して労働人口が減少しています。

単純に考えて、IT需要の拡大が拡大している一方で、労働人口は減少しているのですから、ITの人材不足が進んでいるのは間違いありません。

このような状況下でもIT人材については2030年までは供給の増加が見込まれるとされています。近年の新卒の就職率が増加していることや、30代以上の離職率と入職率の差が低下していることから、一般的な労働人口の動向とIT人材の動向とでは事情が異なるといえそうです。

3、IT技術の進展による需要構造の変化

IT分野は進化のスピードが速く、次々と新しい技術が生まれているため、先端技術を扱うIT人材は常に不足しています。

IT人材を従来型IT人材と先端IT人材に分けて、その需給を予測し需給ギャップを試算しました。それによると、従来型IT人材はいずれ供給が需要を上回る結果に近づき、先端IT人材は需要が増え続けるため不足することが見込まれています。

先端IT人材とは、AIやIoT、ビッグデータなどの第4次産業革命に対応できる技術や知識を有し、付加価値の創造や業務効率化に貢献する人材とされています。今後第4次産業革命が進んでいく中では、先端IT人材の需要がさらに増加していくと言われています。

最後に

ITの人材不足が進んでいるというのは、一度は聞いたことがあるかもしれません。

ITの急劇な拡大は私たちの生活が豊かになる反面、今の日本社会の労働人口の減少を考えたときには、とても苦しいものにもなっています。

システムの不具合が起きてしまうと、私たちの生活に支障をきたすため、保守・管理は疎かにすることはできかねる、、、。

難しい瀬戸際ですが、AIやIoTの技術の発達により、ITの人材不足に光が見えてきたことはうれしい進歩です。

次回は、今後需要が高まりそうなIT職についてご紹介していきます。

参考:https://doda.jp/engineer/guide/it/021.html

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【株式会社ゆいまーるについて】

▼HP

株式会社ゆいまーる

株式会社ゆいまーる(代表取締役:島袋尚美)は、「若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に」をミッションに、ITコンサルティング(Itoop)、クラフトビール事業(…

『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、ヴィーガンコンサルティング、JUNGLE BREWERY(クラフトビール事業)、講演、営業代行などに取り組んでいます。

代表・島袋 尚美(しまぶくろ なおみ)

経歴:筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。

入社2年目でIBMに転職、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始。

28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。

その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。