未経験からITエンジニアへ！SESがキャリアチェンジの第一歩になる理由

こんにちは。竹田です。

「手に職をつけたい」と考える人にとって、SES（システムエンジニアリングサービス）は、未経験からエンジニアを目指す一つの選択肢になります。

この記事では、SESの働き方やSESが未経験者に向いている理由、将来のキャリアパスについて紹介していけたらと思います。

SESは未経験者に向いている働き方

SESとは？と聞かれて、私は最初答えられなかったのですが、みなさんはいかがでしょうか。

SESは、システムエンジニアリングサービスの略称で、企業の現場に常駐してIT業務を支援する働き方のことです。
担当する業務は、開発・テスト・運用保守・ヘルプデスクなどIT業務に関わる全ての範囲を行っていきます。

「SEの常駐」と聞くと、「SEの派遣」と混同されることがありますが、SESはその目的や契約形態に明確な違いがあります。
SESは技術支援を目的とし、準委任契約に基づいて業務を遂行するため、現場での指示は派遣先ではなく、自社（所属企業）から受ける点が大きな特徴です。

私自身、これまでにSESの働き方を経験したことがありますが、受託開発のように社内で完結する業務とは異なり、さまざまな現場で実務を経験できる点に魅力を感じました。
当初は「常駐＝一人で現場に行く」と思い、不安もありましたが、実際にはチームで常駐するケースが多く、未経験であっても現場でしっかりとサポートを受けながらスキルを身につけられる環境が整っていることに安心しました。

なぜSESは未経験からのキャリアに適しているのか？

SES（システムエンジニアリングサービス）は、IT業界未経験の方にとって非常に入りやすい環境が整っている働き方のひとつです。
特に20代を中心に、「未経験OK」の求人が多数存在しており、これからIT業界に挑戦したい方にとって、現実的なキャリアの入口となっています。

近年、IT業界では慢性的な人材不足が続いており、若手人材を育成しようとする企業が増えているのも追い風です。
多くのSES企業では、入社時に研修制度が整備されており、プログラミングやインフラの基礎、ビジネスマナーなどを学んだ上で現場に入ることができるため、安心してスタートを切ることができます。

実際の現場では、まずはテストや運用・保守といった補助業務からスタートするケースが多く、段階的に実務経験を積むことが可能です。
こうした経験は、将来的に転職やキャリアチェンジを図る際にも大きな強みとなります。

また、さまざまな開発・インフラ現場に携わる中で、自分に合った分野や興味のある技術領域を見つけやすいというのも、SESという働き方ならではの魅力です。

将来どうなる？SESから広がるキャリアパス

SESとして現場で実務経験を積むことで、自社開発企業やWeb系スタートアップへの転職といった次のキャリアステップも十分に見えてきます。
現場で得た知識やスキルを活かし、より開発業務に集中できる環境へとステップアップしていく方も多くいらっしゃいます。

また、一定のスキルと経験を身につければ、フリーランスとして独立する道もあります。
さらに、プロジェクトマネージャーやクラウド・インフラ・セキュリティ分野の専門職など、キャリアの幅は広がります。

SESは、あくまでもキャリア形成の通過点として活用できる選択肢のひとつです。
現場経験を土台に、多くの方が自分らしいキャリアへと次の一歩を踏み出しています。

おわりに

未経験からエンジニアを目指す道のりは決して平坦ではありません。
しかし、適切な環境と経験を積むことで、その目標は十分に実現可能です。

SESという働き方は、「実務経験」という何よりの武器を手に入れながら、エンジニアとしての基盤を築いていける現実的な第一歩です。
将来につながる選択肢の一つとして、ぜひ前向きに捉えてみてください。

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【株式会社ゆいまーる（代表取締役社長 島袋尚美）】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop（ITエンジニアキャリア支援/ITコンサルティング）、JUNGLE BREWERY（クラフトビール事業）、Carellia（キャリア支援）など複数の事業に取り組んでいます。
▶HP：http://yuima-ru-tokyo.com/
▶広報部note：https://note.com/yuimaru_tokyo

【島袋尚美の経歴】
沖縄県出身。筑波大学卒業後、ITエンジニアとして証券会社に入社。
入社2年目で日本IBMに転職し、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始する。
28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
現在は国際結婚を機に子育てをしながら、ママ社長として複数の事業を精力的に展開中。
その活動は広く注目され、「Vogue」や「沖縄タイムス」をはじめとする多数のメディアで掲載される