ITエンジニアの職種を知ろう!仕事内容や向いている人を解説【開発系・前編】
こんにちは。Itoopの松永です。
「ITエンジニア」と聞くと、皆さんはどんな仕事を思い浮かべますか?
パソコンに向かってプログラミングをしている姿を想像する方も多いかもしれません。しかし、一口にITエンジニアといっても、その仕事内容はさまざまです。
普段使っているスマートフォンアプリをつくる人もいれば、Webサイトの画面をつくる人、その裏側でデータを処理する仕組みをつくる人もいます。
転職活動で求人を見ていると、「フロントエンド」「バックエンド」「モバイルアプリ」など、いろいろな職種名が出てきて、「結局何が違うの?」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、開発系エンジニアの中から「モバイルアプリエンジニア」「フロントエンドエンジニア」「バックエンドエンジニア」の3つを取り上げます。
それぞれがどんな仕事をしているのか、自分だったらどの仕事が合いそうか、ぜひ想像しながら読んでみてください。

モバイルアプリエンジニア|普段使っているスマホアプリをつくる仕事
朝起きて天気予報を確認する。電車の中でSNSを見る。お昼にスマホで決済する。
私たちの生活には、いつの間にかスマートフォンアプリが欠かせない存在になっていますよね。
そんなiPhoneやAndroid向けのアプリを開発するのが「モバイルアプリエンジニア」です。
仕事内容は、単純にプログラムを書くだけではありません。「どんな機能が必要なのか」を考えるところから、画面の設計、開発、テスト、リリース後の改善まで、幅広く携わることがあります。
開発では、iPhone向けのSwiftやAndroid向けのKotlinなどが使われています。また最近では、FlutterやReact Nativeのように、iPhoneとAndroidの両方に対応するための技術が使われるケースもあります。
モバイルアプリの面白いところは、自分がつくったものをユーザーが直接触ってくれることです。
「このボタン、もう少し押しやすくできないかな?」
「この画面までの操作を減らした方が使いやすそう」
そんなふうに、ユーザー目線で考えることも大切になります。
普段から新しいアプリを試すのが好きだったり、「このアプリ使いやすいな」「ここが変わったらもっと便利なのに」と考えたりする方には、相性の良い仕事かもしれません。
フロントエンドエンジニア|Webサービスの「見える部分」をつくる仕事
皆さんが今見ているWebサイトにも、文字や画像、ボタン、メニューなど、さまざまな要素があります。
こうしたユーザーが実際に見て、触って、操作する部分をつくるのが「フロントエンドエンジニア」です。
例えば、ネットショップで商品を探しているとき。
商品一覧が表示されたり、「カートに入れる」ボタンを押すと表示が変わったり、スマートフォンで見ても画面が崩れず表示されたりしますよね。
こうしたWeb上の動きや使いやすさを実現するのも、フロントエンドエンジニアの仕事です。
HTMLやCSS、JavaScriptなどを基本として、ReactやVue.jsといった技術を使って開発することもあります。
また、デザイナーが考えたデザインをそのまま画面にするだけではありません。
「スマートフォンではどう表示する?」
「このボタンはどこにあったら押しやすい?」
「読み込みが遅くならない?」
といったことまで考えながら、見た目と使いやすさの両方を形にしていきます。
そのため、「Webサイトを見るとデザインや動きが気になる」「自分がつくったものが目に見える方が楽しい」という方には、特に面白さを感じやすい職種です。
経験を積んでいくと、バックエンドまで担当するフルスタックエンジニアや、チームの技術面をリードするテックリードなど、キャリアの選択肢も広がっていきます。
バックエンドエンジニア|サービスの「見えない部分」をつくる仕事
フロントエンドが「見える部分」なら、その裏側を支えているのが「バックエンドエンジニア」です。
例えば、ネットショップで商品を購入するとします。
画面上では「購入する」というボタンを押すだけですが、その裏側では、ログインしているユーザーの確認、在庫の確認、注文情報の保存、決済処理など、さまざまな処理が行われています。
普段サービスを使っているだけでは、なかなか意識することはありませんよね。
バックエンドエンジニアは、このようなサービスが正しく動くための裏側の仕組みをつくっています。
開発ではJavaやPython、PHP、Ruby、Goなど、さまざまなプログラミング言語が使われます。さらに、データを保存・取得するデータベースや、システム同士をつなぐAPIなどについての知識も必要になります。
画面上では目立たない仕事ですが、バックエンドが止まってしまえば、ログインできなかったり、商品を購入できなかったりと、サービスそのものが使えなくなることもあります。
まさに、サービスを裏側から支える「縁の下の力持ち」です。
「表から見えるデザインより、裏側の仕組みを考える方が好き」
「どうしてこの処理が動いているんだろう?と考えるのが楽しい」
「エラーの原因を調べて解決すると達成感がある」
そんな方には、バックエンドエンジニアが向いているかもしれません。

おわりに
今回は、開発系ITエンジニアの中から「モバイルアプリエンジニア」「フロントエンドエンジニア」「バックエンドエンジニア」の3つを紹介しました。
同じ「開発をするエンジニア」でも、実際に比べてみると仕事内容はかなり違います。
スマートフォンアプリをつくりたい。
ユーザーが触れる画面をつくりたい。
サービスを動かす裏側の仕組みをつくりたい。
転職や今後のキャリアを考えるとき、「どのプログラミング言語を勉強すればいい?」から考えてしまう方も多いと思います。
そんなときは、少し順番を変えて、「自分は何をつくってみたい?」と考えてみるのもおすすめです。
つくりたいものが見えてくると、そのために必要な技術や、自分が目指したい職種も少しずつ見えてきます。
次回の後編では、「オープン系/業務系エンジニア」「汎用系エンジニア」「組み込み/制御系エンジニア」「ゲームエンジニア」を紹介します。
Itoopでは、ITエンジニアの皆様の転職やキャリアに関する相談を承っています。「自分にはどんな職種が合っているの?」「今の経験から別の職種を目指せる?」など、キャリアについて悩んだときは、ぜひお気軽にご相談ください。

