クラウドコンピューティングの進化と業務への応用例

こんにちは。Itoop(アイティープ)の橋本です。

多くの方が無意識にクラウドサービスを日常的に利用していますが、その全貌と可能性について考えたことはありますか?

個人から大規模な開発まで、現在の形に至るまでに数々の進化を遂げ、様々な形で利用されています。

クラウドコンピューティングとは

クラウドコンピューティングとは、インターネットを介してサーバー、ストレージ、データベース、ネットワーキング、ソフトウェア、アナリティクスなどのコンピューティングリソースをオンデマンドで提供する技術です。

例えば、多くの方が既に活用しているであろう「Google Drive」や「iCloud」などがクラウドコンピューティングの一例です。

写真やドキュメントなどのファイルをクラウド上で簡単に保存・共有が可能なので、Itoopでも日々の業務で大いに役立っています。

これまでは誰かが編集している場合は、その人が編集を終えるまではそのファイルがロックされるため、業務の効率化がとても進んだなと感じます。

システム開発における活用方法と利点

現在Itoopのメンバーでシステム開発におけるクラウドコンピューティングの利用について、調査を進めているメンバーがいます。

クラウドコンピューティングを導入することで特に「開発環境の標準化」といったところがシステム開発においては非常にメリットとなることがわかりました。

この「開発環境の標準化」によって得られるメリットの1つとして、「開発環境では動くが、本番環境では動作しない」といった事象を防ぐことができます。

実際の業務の中で、開発に使っている環境と、本番で利用する環境に差異があるため、リリース前に本番環境に近い環境を用意して動作確認テストを行うことがあります。

クラウドコンピューティングは上記のような、工数やコストの大幅な削減が可能となり、効率的な開発が実現可能となります。

工数やコストを少しでも抑えたいという方は検討してみてはいかがでしょうか。

セキュリティ面における注意点

クラウドコンピューティングの進化によって便利になりましたが、併せてセキュリティ面においても注意する必要があります。

セキュリティにおいて、守るべき点を上げればキリがありませんが、「クラウドコンピューティング」という観点においては「共有したドキュメントのアクセス権の管理」、「セキュリティポリシーの確立」、「定期的なセキュリティチェックの徹底」の3点は行うことを推奨します。

それぞれ、「必要な人だけがデータにアクセスできるようになっていること」。「クラウドサービスの利用に関する明確なルールを全体に浸透させること」。「定期的なセキュリティチェックと監査を実施すること」。

上記をベースに、効果的なセキュリティ管理のためのチェックリストを作成し、組織内で共有してみると良いでしょう。

私たちItoopでもセキュリティに関してはお互いに徹底しており、定期的にブラッシュアップもしており、重要視しています。

まとめ

クラウドコンピューティングによって、これまでの業務をより効率的に改善することが可能となりました。

クラウドテクノロジーは個人から企業まで多くの可能性を秘めています。この技術を自身のプロジェクトや業務にどう生かしていくか、ぜひ考えてみてください。

私たちItoopも最新の技術を取り込んでいきながら、セキュリティにおいての意識も高め、より成長させていきます。

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【株式会社ゆいまーるについて】
▼HP
http://yuima-ru-tokyo.com/
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、ヴィーガンコンサルティング、JUNGLE BREWERY(クラフトビール事業)、講演、営業代行などに取り組んでいます。

代表・島袋 尚美(しまぶくろ なおみ)

経歴:筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。

入社2年目でIBMに転職、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始。

28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。

その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。