【プログラミング】クリーンコードとリファクタリング

こんにちは。Itoop(アイティープ)の松永です。

この度、記事の執筆担当に任命されました。多くのエンジニアの方々にお役立ちできる記事を提供できるよう、尽力いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。

今回は「プログラミング」に関するテーマ、「クリーンコード」と「リファクタリング」について掘り下げます。

どちらもコーディングにおいて重要な観点であり、意識することで未来の自分を助けることにも繋がります。

この記事を読むことで今後のコーディングの役に立てば幸いです。

クリーンコードとリファクタリングとは

「クリーンコード」と「リファクタリング」がどのような意味を持つかを探りましょう。

  • クリーンコード
    他の開発者が理解しやすく、変更が容易なコードを指します。具体的には、コードが機能を簡潔に表現し、無駄がなく、一貫したスタイルで書かれている状態を指します。主な特徴には、適切な命名、小さな関数、明確なコメントがあります。
  • リファクタリング
    ソフトウェアの外部動作を変えずに、内部の構造を改善するプロセスです。これにより、コードの読みやすさが向上し、バグの発見が容易になり、新機能の追加も簡単になります。リファクタリングは、コードベースを健康に保ち、長期的なメンテナンスコストを削減するために不可欠です。

クリーンコードにおいては実際の業務でも案件のコーディングルールとして定義されている場合があり、私はその中で身に付けてきました。

クリーンコードは実際の業務でのコーディングルールとして定義されることもあります。私が教わったことは、「3ヶ月後の自分でもすぐに理解できるコードが理想」ということでした。

実際の業務でクリーンなコーディングの重要性を痛感し、自分の書いたコードを一週間後に見返したときに、「なぜこのように書いたのか」と戸惑うこともありました。

この教訓を生かし、動作するだけでなく、他の人や未来の自分がすぐに理解できるコードを書くことの重要性をItoopのメンバーにも伝えています。

意識する理由

「クリーンコード」や「リファクタリング」を意識すべき理由は以下の3つです。

  • 可読性の向上
    クリーンなコードは、他の開発者がコードを理解しやすくします。これにより、チーム全体の生産性が向上します。
  • 保守性の向上
    リファクタリングを行うことで、コードの構造が改善され、将来のエラーの修正や機能の追加が容易になります。
  • バグの減少
    クリーンなコードとリファクタリングにより、コードに隠れているバグを発見しやすくなり、安定したソフトウェアを提供できます。

良質なコードを書くことで、保守が容易になり、バグ修正の時間が削減されます。逆に可読性が低いと、不適切な修正が原因で新たなバグを引き起こす可能性があります。

バグを埋め込んでしまったとしてもすぐに解消できるようなコーディングを普段から意識していきたいですね。

参考となる書籍

良いコードを書くための参考になる書籍を紹介します。

  • 『リーダブルコード: より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック』(ダスティン・ボズウェル、トレバー・フォシェ著)
    コードを「読みやすく」そして「理解しやすい」ものにするための具体的なアドバイスが豊富に提供されています。
  • 『リファクタリング: 既存のコードを安全に改善する』(マーティン・ファウラー著)
    この本は、リファクタリングの方法論を詳細に解説しており、多くの具体的な例を通じてリファクタリングのプロセスを学ぶことができます。

これらの本は、「考え方」を学ぶのに役立ちます。私がかつてお世話になったエンジニアからの推薦で、「リファクタリング」を読み始めました。

この本はItoopのメンバーにもおすすめしています。

参考➀: 新装版 リファクタリング―既存のコードを安全に改善する―

参考➁: リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック

まとめ

今回はプログラミングについて、簡潔に書きました。

他にも伝えたいことや大事なことはあるので、それらは今後の記事で書いていこうと思います。

綺麗でシンプルなコードはチーム全体の業務効率を上げることにも繋がります。

私もItoopのメンバーと共により良いシステムを作るために精進してまいります。

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【株式会社ゆいまーるについて】
▼HP
http://yuima-ru-tokyo.com/
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITコンサルティング)、ヴィーガンコンサルティング、JUNGLE BREWERY(クラフトビール事業)、講演、営業代行などに取り組んでいます。

代表・島袋 尚美(しまぶくろ なおみ)

経歴:筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。

入社2年目でIBMに転職、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始。

28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。

その後国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、複数の事業を手掛ける。