IBMが取り組む環境問題!エネルギー効率化と環境負荷低減の鍵はAIにあった!
こんにちは。Itoopの竹田です。
前回開催したAI LT会から、AIへの興味が広がってきた今日この頃です。
以前の私は、「AIは仕事の効率化をさせていくツール」のイメージがあったのですが、色々なセミナーや講演会に参加していく中で、仕事の効率化以外に環境問題にもAIが活用されているのを知りました。
調べていく中で、弊社代表の島袋の出身である、IBMが「AI×環境問題」について、様々な取り組みをしていました。
そこで、今回はIBMを例に「AI×環境問題」について紹介します。
スマートグリッド × AI:電力のムダをなくす仕組み

従来の電力ネットワークでは、需要と供給のバランス調整が難しく、無駄なエネルギー消費が発生していました。
そこで、IBMはAIを活用し、スマートグリッド(次世代電力網)の高度化を推進しているとのことです。
例えば、 IBM Watsonを活用した電力予測。
IBMのAI「Watson」は、気象データ・消費データ・電力市場の変動をリアルタイムで分析し、最適な電力供給を予測しているそうです。
これにより、無駄な発電を削減し、CO2排出量を抑制、 需要のピーク時に効率的に電力を供給、停電リスクの低減といった効果が期待されています。
再生可能エネルギーの管理:太陽光・風力の最適活用

再生可能エネルギー(太陽光・風力など)は環境に優しい一方で、天候に左右される不安定なエネルギーです。
IBMはAIを活用して、再生可能エネルギーの管理をよりスマートにしているそうです。
例えば、IBMの気象予測AIで発電量の予測。
太陽光発電や風力発電は、天候によって発電量が変わります。
IBMのAIは気象データを分析し、発電量を高精度で予測できるそうです。
これにより、余剰電力を適切に蓄電・販売、不足時の火力発電への切り替えを最適化するなど、電力の安定供給に貢献しています。
おわりに
IBMのAI技術は、エネルギー効率化と環境負荷低減を両立する鍵となっています。
今後、さらにAIを活用したエネルギー管理が進化すれば、より持続可能な社会の実現が加速するでしょう。
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【株式会社ゆいまーる(代表取締役社長 島袋尚美)】
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、Itoop(ITエンジニアキャリア支援/ITコンサルティング)、JUNGLE BREWERY(クラフトビール事業)、Carellia(キャリア支援)など複数の事業に取り組んでいます。HP:http://yuima-ru-tokyo.com/
広報部note:https://note.com/yuimaru_tokyo
【島袋尚美の経歴】
沖縄県出身。筑波大学卒業後、ITエンジニアとして証券会社に入社。
入社2年目で日本IBMに転職し、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始する。
28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。
現在は国際結婚を機に子育てをしながら、ママ社長として複数の事業を精力的に展開中。
その活動は広く注目され、「Vogue」や「沖縄タイムス」をはじめとする多数のメディアで掲載される。